Engineer's Journal

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【感想】A CATWINGS TALE

羽の生えた4匹の猫たちの物語。全4巻。英文多読用に簡単な洋書をと思い、とりあえず図書館でたまたまこれを見つけたので1冊借りて読んでみたんですが、とても面白くて全巻買いそろえてしまいました。

幼児・児童向けなのと薄いために、読みやすくストーリーもシンプルで、読んでいて心温まるところが気に入っています。男性なら少し冒険心をくすぐられるような展開に自分の子供のころを思い出すかもしれません。

1冊約50ページ、1ページあたり60~120wordsくらいで、挿絵で1ページ埋まっているところもあるので1冊で2000wordsちょっとくらい?でしょうかね。それがさらに4章構成になっているので、1章あたり500wordsくらい。TOEICのリーディングセクションで200点台後半~300点台を取れる人が多読を始めるにはちょうどいい質・量のように思いました。こうやって今単語数を計算していて思うのが、よくリスニングなんかで言われる150wpmっていう数字は、リーディングでいうとこの本1ページを50秒足らずでスラスラ読めるスピードって事になりますね。今はまだまだ及ばないですが、当面の目標ができました。

著者はゲド戦記の原作の作者のようですね。日本では駄作と名高いジブリ映画として有名なものであまり良いイメージはなさそうですが、原作は非常に優れた作品のようです。他にも名作と呼ばれる作品を数多く手掛けていてるようなので、色々読んでみようと思います。読んだらまた紹介します。