VLSIシンポジウムまで2ヶ月を切りました。毎年この時期になると誰がどんな発表をするとか、どんなネタが出てきたとか、色々と盛り上がりますね。回路系の最高峰がISSCC、デバイス系の最高峰がIEDMなのは言うまでもありませんが、それら両者と肩を並べる国際会議がこのVLSIシンポジウムなんですよね。回路とデバイスの両方を扱っていて、かつどちらもハイレベル。しかもなぜか日本(京都)とアメリカ(ハワイ)で交互に開催。とても特徴的な国際会議だなーと思っていたら、下記リンク先記事にあるような背景がきちんとあったんですね。
これを読んでてふと思ったんですけど、皆さんどうやって諸々の歴史について学んでいくんですかね?そういう教科書とかあるんですかね?ほら、例えば回路の教科書とか読んでても「○○という回路を△△さんが発明して、それを改良したのが××で…」とか、コラムのページに書いてあったりするじゃないですか?普通に回路の勉強とか仕事しててもそういう情報って手に入らないと思うんですよ。
逆に、そういう歴史的変遷なんかを辿る教科書があったら、勉強をするにも勘所をつかみやすいし、すごくいいと思うんですけど、そういう教科書だれか作ってくれませんかね?もうあるのかな?