Engineer's Journal

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しがらみに左右されず自分と向き合うこと

麻布→東大→東大院とエリート街道まっしぐらだったけどプロゲーマーになった”ときど”さんの話。

現代の「普通の感覚」では絶対に理解できない事だと思います。ゲームをプレイする事がビジネスだって感覚も無いし、スポーツでいうオリンピックみたいな、スポーツをしない人も思いっきり注目するような有名なイベントが、ゲーム業界には無いですからね。言ってしまえばゲームなんて「不毛な娯楽」であり、「時間の浪費」以外の何物でもないはずなんです。だから「プロゲーマー」という職業は全く理解されない。

僕は幼いころからゲームに親しんできた1人のゲームファンとして、彼のような存在がゲームに対する固定観念を大きく変えてくれる事を期待しています。メディアが盛り上がらないと業界も盛り上がらないのはゲームじゃなくても、例えばスポーツでもそうですし、逆にゲーマー達だけの閉じた世界である限り、この固定観念はなくならないし、職業として認知されないですからね。

それから、日本でプロゲーマーと言えば、現在は格ゲーくらいしか思いつきませんが、世界的に見ればFPSとかRTSとか、格ゲー以外のジャンルでもプロはいるんです。ゲーセンでできないゲームも多いですが、今はオンラインで誰とでも一緒にできますから、こっち方面も盛り上がってほしいです。そしてゆくゆくはプロゲーマーがある程度世の中で認められる職業になっていく事を望んでいます。