Engineer's Journal

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STIGA ディフェンシブ プロを買ってみた話

僕、実は卓球が趣味なんです。

学生の頃少しだけかじってて、その後かれこれ10年以上ラケットに触りもしなかったんですが…ロンドン五輪で盛り上がり、リオ五輪で熱狂し、これは再開するしかない!と、長い長いブランクを経て再びラケットを握ったわけです。

で、せっかくだし最近の用具に変えてみよう!と思い調べてみると、ラケットもラバーも種類が豊富すぎてついていけない…まさに情報の洪水ですよ。あんなに種類いっぱい要る?!

んで、とりあえず粘着裏と回転系表のカットマンだった僕は、知人にアドバイスをもらいつつ、紆余曲折を経て

ラケット松下浩二スペシャル
ラバー (フォア)翔龍 (特厚)
ラバー (バック)レイストーム (薄)

で一旦落ち着きました。

昔の勘も少しずつですが取り戻しつつ、なんならカットの苦手なカットマンだった昔よりカットうまいんじゃね?と思えるくらいにはなったんですけど、どうもボールをうまく掴んでいる感覚が持てない…とか、特にバックがフォーム安定しない…とか、悩みの種はふえるばかり。

そんなときに、STIGAから塩野真人が開発に携わったらしいラケット・ラバーが発売される!との情報を入手。新しい物好きの血が騒いだ(笑)のと、いっそカットマンの基本に立ち返って粒高にしてみるか!と、思い切って変えてみることにしました。

ラケットディフェンシブ プロ
ラバー (フォア)翔龍 (特厚)
ラバー (バック)バーチカル55 (薄)

フォア面のラバーはあえて同じにしました。特にラバーに不満は無いのと、ラケットの特徴を比較できると思ったので。

ラケットのサイズや重さはほぼ同じ?!でもディフェンシブ プロの方が軽く感じる

ラケットの比較ですが、どちらもカット用ラケットではあるもののカーボン入りです。サイズは同じくらい、重量は、それぞれ上記組み合わせのラバーを貼った状態で松下浩二スペシャルのほうが10gくらい重かったです。フォア面 (翔龍) は同じ重さのものを選んで貼っているので、バック面のラバーの差なのかラケットの差なのかはわかりませんが…貼る前に比べてみればよかったな…

いざ実際にラケットを握ってみると、体感的にはディフェンシブ プロの方が全然軽いです。10gしか差が無いのが信じられないくらい大きな差に感じます。これにはびっくりしましたね。重心の位置も確かめてみましたが、別に大きく変わるわけではなかったような… なんでここまで変わるんですかね、不思議です。そして軽く感じる分振りやすく、疲れも感じにくい!おっさんにとってこれはとてもありがたいですw

打球感は全然ちがう!ディフェンシブ プロは球持ちがよく手に響く印象

続いて打球感の比較ですが、ぜ、全然ちがう…というのが第一印象。違って当たり前なんですが笑

松下浩二スペシャルはスイートスポットが広いというか、どこに当たってもあまり感触が変わらず、安定感を与えてくれるようなラケットでした。当てるだけでも反発はしますがしっかり振れば振るほど飛んでいくような印象があり、飛距離のコントロールもしやすかったです。その半面、ボールの感触が手に伝わりにくいというか、擦れているのかミートしているのか、芯で捉えたのか外したのか、そういう情報をラケットを握る手から得るのが少し難しいような印象もあり、飛距離以外の面ではなかなか思うようにボールをコントロールできなかったんです (そもそも用具のクオリティに自分のスキルが追い付いていないのが悪いのですがw)

一方でディフェンシブ プロは、芯を外すとしっかり「外した!」という感触が手から伝わりますし、しっかりボールを擦れたら「こすった!!」という感覚を得られるので、ボールを自分でコントロールしている感が出ますw やっぱり感触って大事ですね。球持ちがすごくいい印象で回転量の調節がしやすく、練習相手になってくれた知人も「カットもドライブも、以前よりボールに重さが出ている」と言ってくれました。ただし、飛距離のコントロールはまだ慣れていないというか、松下浩二スペシャルと全然感覚が違くてですね… なんというか、思ったより手前に落ちたり、逆に思ったよりぶっ飛んだりと、ちょっとまだ自分がラケットに振り回されている感じです。もっと使いこなして、なんでここまで感覚が違うのか頭の中で整理しないとなーって思っているところです。

…と、ここまであれこれ書きましたけど、まだ数回しか使えていないので、ほんとに第一印象はこうだった、くらいの感想でしかないんですよね。もっと使いこなして、ポテンシャルをしっかり引き出せるように頑張ります。

まず何より腕をもっと磨かなきゃ…